マンチカンのかかりやすい病気

マンチカンは元々愛玩犬だった為、屋外での飼育には適しません。
多くの運動は必要ありませんが、ストレス発散を兼ねて短い散歩や日光浴が必要です。
長く美しいコートを持っているので、トリミングなどの手入れを行い皮膚炎にかからないように注意しましょう。

横を向いたマンチカンの写真

マンチカンの毛の病気

・毛球症

猫の毛球症とは、毛づくろいの際に飲み込んだ自分の体毛が消化器官内にとどまり、吐くことも排便することもできなくなった状態を言います。
食欲不振、吐くそぶり、便秘などといった原因があげられます。
原因としては、飼い主が猫のブラッシングを怠ると、猫が飲み込んでしまう抜け毛が多くなり、これが消化管の中にたまることや、加齢や内臓の不調で飲み込んだ毛を上手に吐き出すことが出来なると、腸の中に「毛玉」(ヘアボール)が形成されて毛球症につながることがあります。
軽度と思われる場合はまず毛球除去剤を猫の口元に塗り、ペロペロなめさせて、毛玉(ヘアボール)をできるだけ体外に排泄させるようにします。
毛球除去剤を大量になめさせても効果がなく、なおかつ症状が重篤で腸閉塞などを引き起こしかねないと診断されたときは、胃や腸を切開する「開腹手術」(かいふくしゅじゅつ)により、直接毛玉(ヘアボール)を取り出す場合があります。
日頃から猫のブラッシングを行うことが、猫の毛球症の予防の基本です。あらかじめ無駄毛を人為的に取り除いてあげるだけで、猫が毛づくろい(グルーミング)するさいに飲み込んでしまう毛の量が少なくなり、毛球症予防につながります。また、飲み込んでしまった毛を出来るだけ体外に排出しやすくするため、いわゆる「猫草」を置いたり、植物繊維がたくさん含まれている「ヘアボールケア」機能の高いフードを食べさせることも効果的です。なお、「ライオンカット」のように猫の被毛を短く刈り込めば、飲み込む被毛の総量を減らせることはできますが、ストレスの原因になりかねないためお勧めはできません。

 

マンチカンの骨の病気

目のパッチリしたマンチカンの写真

・椎間板ヘルニア

背骨の間に挟まっている椎間板と呼ばれるクッションがつぶれ、変形してしまった状態のことです。椎間板は、クッションの外側に相当する繊維輪(せんいりん)と、クッションの中身に相当する髄核(ずいかく)と呼ばれるゼリー状の組織から構成されます。外傷や肥満、老化などにより椎間板が破れてしまうと、中の髄核が外に飛び出し、近くにある神経や脊髄を圧迫してしまうことがあります。これが「椎間板ヘルニア」です。中の髄核が完全に飛び出したものを「ハンセンI型」(髄核脱出型)、髄核が繊維輪の中にとどまっているものの椎間板が後方に膨らんだものを「ハンセンII型」(繊維輪突出型)として分けることもあります。I型の場合は、それまで元気だった猫が急に動かなくなりますが、II型の場合は病変を抱えたまま普通に生活していることも少なくありません。ペットの分野で言えば、犬のダックスフンドは椎間板ヘルニアになりやすい種類として知られていまが、マンチカンは「猫のダックスフンド」といわれるくらいその体形が似ています。四肢に体重がかかり支えきれないため、椎間板ヘルニアになることが予想されます。
歩きかたがおかしい、運動をいやがる、足や胸部、首の痛や麻痺といった症状がみられます。
椎間板の外側にある繊維輪はコラーゲン繊維からできており、基本的には頑丈です。しかし交通事故や高い場所からの落下、壁への衝突など、瞬発的に強い力が加わると、破れて中の髄核が飛び出してしまうことがあり、過度の外圧による原因や、肥満も椎間板に対する強いストレスになります。また大型猫など体重の重い猫のほうが、小型の猫に比べて発症しやすいと言われています。
ヘルニアが軽度の場合は、症状の軽減を目的とした治療が施されます。具体的には非ステロイド系の薬や抗炎症薬の投与などです。また、ヘルニアが悪化しないように運動制限を行い、症状が軽快したら肥満を解消するといった、対症療法があります。
ヘルニアが重症の場合は、手術によって飛び出した髄核を物理的に除去してしまいます。手術に伴うリスクや再発の可能性といった情報を、担当の獣医師から十分得た上で決定し、手術療法を行います。

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