スコティッシュフォールドのかかりやすい病気

スコティッシュフォールドは前方に折れた耳と甘えたような愛らしい表情が人気の猫種です。丸顔が特徴ですが体つきは筋肉質で、体毛は短くて密生しています。
実はこの垂れ耳のスコティッシュフォールドが生まれる確率は30%ほどしかありません。垂れ耳のスコティッシュフォールドを飼っている飼い主は、関節疾患や爪形成不全、外耳炎などの病気に注意しましょう。

スコティッシュフォールドの遺伝の病気

・遺伝性骨形成異常症
垂れ耳が人気のスコティッシュフォールドですが、この特徴は「耳の骨の奇形」が現れたもの。「垂れ耳」自体が劣性遺伝子を抱えています。
今現在その品種は確立され、垂れ耳×立ち耳で基本的に交配が行われる為、垂れ耳のネコちゃんは誕生する確立は低くなっています。しかし垂れ耳×垂れ耳で交配を行うと高確率で奇形の子猫が生まれてしまいます。
また、成長と共に骨瘤や心臓病、内臓疾患、関節性疾患、爪形成不全、四肢骨形成異常などが発症します。
骨や関節の変形は痛みを生じ、症状が重いと一生痛みが伴い、歩けなくなる事もあります。
遺伝性疾患は成長期に発症する事が多いですが、成猫になってから発症する事も有り、強い痛みで鳴いてしまうネコちゃんもいます。
レントゲンで骨や関節の変形を確認し、血液検査で他の内臓疾患など遺伝的な発症がないか定期的にチェックをすることが必要です。
完治を目指した治療は難しく、鎮痛剤により症状の軽減を行うことしかできません。
ただ、最近では放射線療法による症状の緩和も行われています。早期に発見し、少しでもネコちゃんの苦しみを取り除いてあげましょう。

スコティッシュフォールドの耳の病気

・外耳炎
スコティッシュフォールドのように耳が垂れていると通気性の悪さから細菌の繁殖を招きます。外耳道の皮膚に炎症が起こるのが最も一般的な耳のトラブルです。
耳の中を見ると、外耳道に赤っぽい、または黄色っぽい悪臭を放つ耳垢が溜まっています。
進行している場合は分泌物が耳の外まで流れ、耳の周りが汚れる事も有ります。
足で耳をかいたり、耳を物にこすりつけたりしていたら、病院に連れて行きましょう。
薬を塗ればすぐによくなる病気です。
また、普段から耳の中を清潔に保つ事で、予防する事ができます。
綿棒を使って取れるようであれば耳の掃除をしてあげてください。
ただ、あまり耳掃除を頻繁にするとかえって炎症を招きやすくなりますので、注意しましょう。

 

スコティッシュフォールドの熱中症

暑い日に締め切った室内や炎天下にいると急激に体温が上がり、体に様々な不調が起こってしまいます。
猫が舌を出してハアハアとあえぎ、触ってみたときにいつもより熱が高いようなら熱中症の可能性があります。
症状が悪化すると昏睡状態になったり、最悪の場合は死に至る可能性もあります。
基本的には体を冷やすのが基本ですが、全身に水をかけて冷やすのは血管が一気に収縮してしまい、急激に血圧が上がってしまうため良くありません。
身体が冷えすぎるのも良くないため、エアコンで室内の温度を下げ、保冷剤で首を冷やしてあげるのが有効です。
傘用のビニル袋に保冷剤や氷を入れて、首に巻くのもおすすめします。
病院へ行く時も保冷剤を当てたまま病院に連れて行きましょう。
あらかじめ病院に電話をして症状を伝え、特別な指示があればそれを従いましょう。

 

スコティッシュフォールドの目の病気

・眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)
まぶたが内側に反ってまつげが目に当たりやすくなり、その刺激で角膜炎や結膜炎を起こす病気です。
前足で目をこすったり、顔を物にこすりつけてかゆそうな仕草をしていたら、発症している可能性があります。
瞼が痙攣したり、目やにや涙が増えるのも特徴のひとつです。
刺激になっているまつげを抜き、点眼薬で炎症を抑えるのが一般的ですが、重症の場合はまぶたの内反を矯正する手術を行う事もあります。

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