秋田犬がかかりやすい病気

忠犬ハチ公で有名な秋田犬は、知的な活動と肉体的な運動を必要とします。
闘犬や狩猟犬として飼育されてきているため、高い身体能力を誇り、力も非常に強い犬種です。

秋田犬の骨と関節の病気

・股関節形成不全
遺伝的に股関節を形成する骨が充分に発達しない病気です。
一般に、幼犬の時は特に異常は無く、成長するに従い歩行の異常が見られるようになります。
生後4〜6ヶ月頃から腰が左右に揺れたり、後ろ足をそろえて飛ぶようにして歩いたり、座れなくなったりといった症状が現れます。
だんだん運動を嫌がる、うまく立ち上がれない、すぐ座り込むなどの運動障害が出てきて、やがて脱臼や亜脱臼を引き起こす事もあります。
股関節を形成する骨が発達しておらず、骨盤側のくぼみが浅かったり、大腿骨頭が扁平だったりして、股関節がうまく動きません。
成長に従い体重が急激に増え、動きも活発化するため、骨と筋肉の発達にアンバランスが生じ、股関節が変形することが原因として考えられます。
症状は徐々にあらわれてきますが、症状が軽い場合には安静にして、体重を急激に増やさないように注意しましょう。
痛みがあれば薬を用いて、症状を改善しますが、症状が重い場合には手術が必要となります。
手術内容は大腿骨頭や骨盤の手術のほか、人工の関節を入れることもあります。

 

秋田犬の消化器の病気

・胃捻転・腸捻転
胃腸が捻じれた状態を言います。大型犬に多く見られます。
症状は沈鬱(ちんうつ)になり、お腹にガスがたまって膨らみ、苦しそうに息をします。
嘔吐しようとしますが、ねじれて内容物が出てこないため、大量のよだれが出ます。
まれに嘔吐することも有りますが、その場合は悪臭を伴うコーヒー色をしています。
食事や水を大量に摂取し、直後に運動をすると捻じれることが多いようです。
消化器を支える筋力が弱いがために、胃の動きに耐えられず捻じれてしまうと言われています。
治癒率が低く、一刻を争うため、早急な開腹手術というねじれた胃腸を元に戻す手術が必要です。
一回の食事を少なくする、運動後の食事をするなどの対策をしましょう。

・腸重積
腸の一部が反転し、腸の中にはまって重積し、抜けなくなる病気です。
腸の動きや刺激、異物を飲み込む、細菌や寄生虫が原因とされています。
その結果食べ物が通過できなくなり、粘血便が出たり嘔吐したり、食欲不振になり、お腹が膨らみます。
腸閉塞の原因にもなり、重篤になることもあります。

 

秋田犬の目の病気

・進行性網膜萎縮症
網膜が委縮して正常に動かなくなる遺伝性の病気で、予防法はありません。
夜や暗い場所で目が見えなくなり、暗い時間の散歩を怖がる、物にぶつかる、溝に落ちるなどの症状が出ます。
進行していくと、昼や明るい場所でも目が見えなくなり、全体的に動きが鈍くなります。
そして最終的には失明してしまいます。
また外見上では判断が付きにくく、見えないことに順応していってしまうため、非常に気付きにくい病気です。

・眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)
まぶたが内側に反ってまつげが目に当たりやすくなり、その刺激で角膜炎や結膜炎を起こしてしまいます。
痛みやかゆみの為、前足で目をこすったり、顔を物にこすりつけたり、目をこすったり瞼が痙攣したり、目やにや涙が増えるのが特徴です。
刺激になっているまつげを抜き、点眼薬で炎症を抑える治療法が一般的ですが、重症の場合はまぶたの内反を矯正する手術を行う事もあります。

 

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