ゴールデン・レトリーバーがかかりやすい病気

ゴールデン・レトリーバーは、身体的にも精神的にもとてもたくましい犬です。
優しい性格でいつの時代も人気がありますが、純血種であるが故に遺伝性疾患が他の犬種よりも起きやすい犬種です。
特にゴールデン・レトリーバーの「3大遺伝性疾患」と呼ばれる病気には注意が必要です。

ゴールデン・レトリーバーの3大遺伝性疾患

・股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)
遺伝的に股関節を形成する骨が充分に発達しない病気です。
一般に、幼犬の時は特に異常は無く、成長するに従い歩行の異常が見られるようになります。
生後4〜6ヶ月頃から腰が左右に揺れたり、後ろ足をそろえて飛ぶようにして歩いたり、座れなくなったりといった症状が現れます。
だんだん運動を嫌がる、うまく立ち上がれない、すぐ座り込むなどの運動障害が出てきて、やがて脱臼や亜脱臼を引き起こす事もあります。
股関節を形成する骨が発達しておらず、骨盤側のくぼみが浅かったり、大腿骨頭が扁平だったりして、股関節がうまく動きません。
成長に従い体重が急激に増え、動きも活発化するため、骨と筋肉の発達にアンバランスが生じ、股関節が変形することが原因として考えられます。
症状は徐々にあらわれてきますが、症状が軽い場合には安静にして、体重を急激に増やさないように注意しましょう。
痛みがあれば薬を用いて、症状を改善しますが、症状が重い場合には手術が必要となります。
手術内容は大腿骨頭や骨盤の手術のほか、人工の関節を入れることもあります。

・進行性網膜萎縮症(PRA)
品種改良を行う事で作り上げてしまった遺伝性疾患で4〜5歳頃に発症します。
トイプードルはこの進行性網膜萎縮症は重度の部類に入ります。
初期症状は夜間の視力低下から始まり、徐々に明るい所でも視力が落ち、最後は失明に至ってしまいます。
また白内障を併発する事もあり、この病気の治療法は確立されていません。
しかし、現在は動物病院の遺伝子検査で調べることができます。
幸い痛みを伴うような病気ではない為、目が見えなくなっても環境に順応できるワンちゃんも多いです。
予防としてはこの病気を持つ犬の遺伝子を繁殖させない事しかないのが現状です。

・大動脈狭窄症(SAS)
大動脈狭窄症とは遺伝的に大動脈弁周囲の血液の通り道が狭くなってしまい、血液が心臓から出にくくなっている病気です。
一般的に血液の通り道が狭くなるのは、大動脈弁の上・下、大動脈弁自体になりますが、大動脈弁の下が最も一般的です。
軽度の場合は症状が見られない事も多く、重症になると疲れやすくなり、失神を起こしたり、突然死を招く場合があります。
症状が軽い場合では内服薬を利用したり、経過観察を行います。
症状が重く心臓への負担が大きい場合では、外科的治療により狭くなっている血液の通り道を広げてあげます。

 

ゴールデン・レトリーバーの目の病気

・白内障
レンズの役割をしている水晶体が濁り、視力に影響が出る病気を白内障と言います。
水晶体が白濁する為、正面から目を見ると、瞳孔の奥が白く見えます。
原因の多くは老化が原因と考えられています。しかし、外傷や糖尿病、中毒などが原因の場合もあります。
視力障害が起こしたら飼い主がある程度、行動の不自由さをカバーする必要があり、中でも頭をぶつけたり、高いところから落ちるなど、ケガをさせない様に注意が必要です。
手術する方法もありますが、成功率はあまり高くない現状があります。

 

ゴールデン・レトリーバーの皮膚の病気

・アトピー性皮膚炎
アレルゲンを吸い込む事で皮膚炎を起こす病気です。
強いかゆみが起こるため、しきりに体をかき始めます。
その為フケが増え、ただれたり、皮膚が傷ついたりします。
よく見られるのは耳や目の周りや、関節の内側、四肢の付け根などです。
花粉やダニの多い春から秋までなど、特定の季節に症状が起こる場合と、一年中症状が起こる場合があります。
ほこりやダニ、花粉などのアレルゲンを口や鼻から吸い込むと、皮膚と反応して炎症を起こす物質を作られ、症状が起こります。
アトピー性皮膚炎の多くは、遺伝的な素因が関与しています。
薬物を用い、炎症やかゆみを改善する方法があります。
また、反応するアレルゲンを特定し、できるだけそのアレルゲンを排除する事が大事です。
花粉が原因であれば庭にある植物を除去したり、ダニやほこりなどが原因であれば掃除を行ったりなど対策を行ってください。

 

ゴールデン・レトリーバーの目の病気

・白内障
水晶体が白濁する為、正面から目を見ると、瞳孔の奥が白く見えます。
原因の多くは老化が原因と考えられていますが、外傷や糖尿病、中毒などが原因の場合もあります。
視力障害が起こしたら飼い主がある程度、行動の不自由さをカバーする必要があり、中でも頭をぶつけたり、高いところから落ちるなど、ケガをさせない様に注意が必要です。
手術する方法もありますが、成功率はあまり高くないのが現状があります。

 

ゴールデン・レトリーバーのホルモンの病気

・甲状腺機能低下症
元気がなく、食欲もありませんが体重だけは増加します。
フケが出て、首、耳、尻尾などから徐々に左右対称の脱毛が見られ始めます。
まぶたが下がり、顔がむくみ悲しげな表情になったり、突然攻撃的になったり、神経質になったりなどの異常も見られます。
甲状腺が萎縮し、ホルモンを分泌する細胞が壊死するのが原因です。
原因の多くは自分で自分の組織を壊してしまう自己免疫という免疫異常と考えられています。その他、甲状腺の腫瘍が原因とも言われています。不足している甲状腺ホルモンを薬剤で与えて補い、症状を改善していく治療法があります。

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