アイリッシュ・ウルフハウンドがかかりやすい病気

体高が全犬種の中でも最大と言われているアイリッシュ・ウルフハウンドは、気象が穏やかで、家庭でも飼いやすいとされています。
しかし体が大きいため、十分なスペースと、長時間の散歩は必須です。この体格特有の病気もあるため注意しましょう。

アイリッシュ・ウルフハウンドの消化器の病気

・胃捻転
胃が捻じれた状態を胃捻転と言います。
アイリッシュ・ウルフハンドのように、痩せている大型犬に多く見られます。
症状は沈鬱(ちんうつ)になり、お腹にガスがたまって膨らみ、苦しそうに息をします。
嘔吐しようとしますが、胃がねじれて内容物が出てこないため、大量のよだれが出ます。
まれに嘔吐することも有りますが、その場合は悪臭を伴うコーヒー色をしています。
食事や水を大量に摂取し、直後に運動をすると捻じれることが多いようです。
消化器を支える筋力が弱いがために、胃の動きに耐えられず捻じれてしまうと言われています。
治癒率が低く、一刻を争うため、早急な開腹手術というねじれた胃を元に戻す手術が必要です。
一回の食事を少なくする、運動後の食事をするなどの対策をしましょう。

 

アイリッシュ・ウルフハウンドの心臓の病気

・肥大性心筋症
心筋症は遺伝性の病気です。心臓を動かす筋肉が正常に働かなくなり、血液が全身に行き届かなくなる病気です。
最初は時々失神する程度の症状ですが、進行すると咳や呼吸困難を起こし、最悪の場合突然死します。
肥大性心筋症は原因不明で、遺伝性のため予防法がなく、症状が出始めた頃には手遅れということが多いため、定期的な健診が必要となります。

 

アイリッシュ・ウルフハウンドの骨と関節の病気

・股関節形成不全
遺伝的に股関節を形成する骨が充分に発達しない病気です。
一般に、幼犬の時は特に異常は無く、成長するに従い歩行の異常が見られるようになります。
生後4〜6ヶ月頃から腰が左右に揺れたり、後ろ足をそろえて飛ぶようにして歩いたり、座れなくなったりといった症状が現れます。
だんだん運動を嫌がる、うまく立ち上がれない、すぐ座り込むなどの運動障害が出てきて、やがて脱臼や亜脱臼を引き起こす事もあります。
股関節を形成する骨が発達しておらず、骨盤側のくぼみが浅かったり、大腿骨頭が扁平だったりして、股関節がうまく動きません。
成長に従い体重が急激に増え、動きも活発化するため、骨と筋肉の発達にアンバランスが生じ、股関節が変形することが原因として考えられます。
症状は徐々にあらわれてきますが、症状が軽い場合には安静にして、体重を急激に増やさないように注意しましょう。
痛みがあれば薬を用いて、症状を改善しますが、症状が重い場合には手術が必要となります。
手術内容は大腿骨頭や骨盤の手術のほか、人工の関節を入れることもあります。

 

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