キースホンドがかかりやすい病気

キースホンドは愛情深く、活発かと思えばのんびりすることもあり、冒険好きかと思えば慎重に振る舞ったり、様々な要素を兼ね備えています。
活発的なので、毎日の運動は欠かせません。

キースホンドの骨と関節の病気

・股関節形成不全
遺伝的に股関節を形成する骨が充分に発達しない病気です。
一般に、幼犬の時は特に異常は無く、成長するに従い歩行の異常が見られるようになります。
生後4〜6ヶ月頃から腰が左右に揺れたり、後ろ足をそろえて飛ぶようにして歩いたり、座れなくなったりといった症状が現れます。
だんだん運動を嫌がる、うまく立ち上がれない、すぐ座り込むなどの運動障害が出てきて、やがて脱臼や亜脱臼を引き起こす事もあります。
股関節を形成する骨が発達しておらず、骨盤側のくぼみが浅かったり、大腿骨頭が扁平だったりして、股関節がうまく動きません。
成長に従い体重が急激に増え、動きも活発化するため、骨と筋肉の発達にアンバランスが生じ、股関節が変形することが原因として考えられます。
症状は徐々にあらわれてきますが、症状が軽い場合には安静にして、体重を急激に増やさないように注意しましょう。
痛みがあれば薬を用いて、症状を改善しますが、症状が重い場合には手術が必要となります。
手術内容は大腿骨頭や骨盤の手術のほか、人工の関節を入れることもあります。

 

キースホンドの皮膚の病気

・アトピー性皮膚炎
アレルゲンを吸い込む事で皮膚炎を起こす病気です。
強いかゆみが起こるため、しきりに体をかき始めます。
その為フケが増え、皮膚が傷ついたり、ただれたりします。
よく見られるのは耳や目の周りや、関節の内側、四肢の付け根などです。
花粉やダニの多い春から秋までなど、特定の季節に症状が起こる場合と、一年中症状が起こる場合があります。
ほこりやダニ、花粉などのアレルゲンを口や鼻から吸い込むと、皮膚と反応して炎症を起こす物質を作られ、症状が起こります。
アトピー性皮膚炎の多くは、遺伝的な素因が関与しています。
治療法としては薬物を用い、炎症やかゆみを改善します。
また、反応するアレルゲンを特定し、できるだけそのアレルゲンを排除する事が大事です。
ダニやほこりなどが原因であれば掃除を行ったり、花粉が原因であれば庭にある植物を除去したりなど対策を行ってください。

 

キースホンドの脳と神経の病気

・てんかん
泡を吹いて倒れるてんかん発作は動物の中でも特に犬に多く見られます。
急に身体を硬直させてばたっと倒れたのち、かすかに身体を震わせながら泡を吹いて意識を失います。
意識を失っている間に、失禁をする場合もあります。
発作は通常30秒以内でおさまり、おさまるとまたいつも通りに戻ります。
この発作は、大脳の前脳という部分の神経細胞に脳波の異常があるときに起こります。
脳腫瘍や脳の奇形、損傷など脳の病気が原因です。
他にも肝臓や腎臓の病気、低血糖、低酸素、ミネラルバランスの乱れなどがてんかん発作の原因に繋がる事もあります。
また、ストレスや天候、遺伝的な要因も考えられます。
てんかん発作が起こる原因となる病気がある場合は、その病気の治療が優先されます。
そうでない場合は抗てんかん薬を服用します。
硬直が長く続くときは命に関わる事もあります。
どんな時に発作が起こりやすいかをよく観察し、発作時の状況や様子を獣医師に伝える事が大切です。
今はスマートフォンやタブレットの動画機能も発達しており、発作時の様子を録画するとより診察にも役立ちます。
原因を特定できれば予防が可能な事もあります。

 

キースホンドの泌尿器の病気

・腎皮質形成不全
先天的な病気なので、予防することはできません。
腎臓の形成が不全なため、腎不全の症状が現れ、尿毒症となってしまう病気です。

 

キースホンドの心臓の病気

・ファロー四徴症
先天的な病気で、心臓に4つの奇形を同時に持った病気で、生まれて間もなく症状が現れます。
4つの奇形は心室中隔欠損、肺動脈狭窄症、右心室肥大、大動脈騎乗を指しています。
呼吸困難、咳、運動をしたがらない、酸欠による昏倒、お腹が膨れる、四肢がむくむ、チノアーゼなどの症状が現れます。

・僧帽弁閉鎖不全症
僧帽弁が上手く閉じず、血液が逆流する病気です。 暫く症状は現れませんが、血液を十分に送れなくなった時、心不全となってしまうことがあります。 また腎臓は心臓病の影響を受けやすいため、腎臓の病気となることもあります。 運動をしたがらない、咳、呼吸困難、失神、やつれるなどの症状が現れます。

 

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