ミニチュア・シュナウザーのかかりやすい病気

ミニシュナは好奇心が強く、警戒心がありながら活発な最も人気のあるテリアです。
「シュナウザー」にはドイツ語で「小さなひげ」という意味があり、定期的なブラッシングやトリミングが必要です。
運動は散歩や庭で遊ばせる程度で充分ですが、室内飼いのほうが向いている犬種です。

ミニチュア・シュナウザーの泌尿器の病気

・腎炎
腎炎は腎臓の糸球体に炎症が起こる病気です。
急激に発症する急性腎炎と、慢性的に続く慢性腎炎に区別することはできますが、急性腎炎の場合は死に至る事もあるため注意が必要です。
一般的に、犬の腎臓病では尿量が減るという症状は少ないのですが、この病気は例外であり尿量が減ります。
その他にも食欲低下や嘔吐、脱水症状などが見られ、時には痙攣などの神経症状や、アンモニア臭の口臭が現れます。
炎症の原因の多くは免疫作用の異常ですが、慢性の場合の多くは老化が原因と言われます。
急性腎炎の場合は、体内のミネラルバランスが崩れているので輸血を行いバランスを整えます。
食欲がなくなっているので栄養補給も行い、重症の場合は人工透析を行う事もあります。
慢性腎炎の場合は、食餌療法が中心となり、腎臓に負担のかかるタンパク質を控えさせながら栄養バランスが取れた食餌を与えることになります。
必要に応じて輸血で体内のミネラルバランスを整えます。

・膀胱炎
尿路の感染症のうち、最もよく見られる病気です。
頻尿や排尿時痛がきっかけで病気の発見に繋がる事が多く、たびたび排尿の姿勢をとりますが尿が少ししか出ません。
また排尿のときに痛みがあると大声で鳴くこともあります。
にごりがあったり、尿の色が濃くなったり、血尿の場合もあります。
発熱があり食欲も低下する事が多いです。
大腸菌などの細菌が尿道から侵入し、膀胱に感染して起こるケースがほとんどです。
感染症で起こるほか、膀胱結石、腫瘍、外傷などを原因とする事もあります。
細菌感染が原因の場合は抗生物質を用いて治療をします。
ただし一時的に治っても再発しやすいので、油断しないように気をつけて下さい。
結石や腫瘍などの外傷が原因の場合は、手術を行ってこれらを取り除きます。

・尿路結石症
腎臓から尿道までのどこかに結石が出来、尿路が詰まったり痛みが生じたりする病気です。
結石が出来た場所などによって症状が異なります。
輸尿管や尿道の結石は動くとそれぞれの壁を傷つけ、強い痛みを引き起こします。
激痛でうずくまり触ると嫌がって悲鳴を上げます。
尿が出にくくなり、血尿が出ます。
腎臓内にできた場合(腎結石)、症状はほとんどありません。
気付かずに進行してしまい、腎不全の症状が現れてから初めて気付く事が多いです。
膀胱結石の場合は、血尿が出たり、残尿感があります。
結石が出来る原因の一つには、尿路の感染症で脱落した細胞が核になり、ミネラルと結合する事が考えられます。
食餌でミネラルを摂取しすぎや、水分摂取が少ないと尿が濃縮してしまい結合しやすくなり、結石が出来やすくなります。
結石を取り除くには手術を行います。
腎結石で両方の腎臓に意思がある場合は、片方ずつ期間をあけて手術を行います。

 

ミニチュア・シュナウザーの消化器の病気

・膵外分泌不全(すいがいぶんぴつふぜん)
消化液である膵液の分泌が少なくなり、消化不良を起こす病気です。
ミニシュナや、ジャーマン・シェパードなどに多く見られます。
食欲が旺盛で良く食べるのに痩せていくというのが主な症状です。
食べ物以外のものを食べたり、ひどいと便を食べてしまう事もあります。
膵液に含まれる消化酵素を餌に混ぜて補給させます。
また食餌療法として、低脂肪食を1日数回に分けて、少しずつ摂取させます。

 

ミニチュア・シュナウザーの目の病気


・進行性網膜萎縮症(PRA)
品種改良を行う事で作り上げてしまった遺伝性疾患で4〜5歳頃に発症します。
トイプードルはこの進行性網膜萎縮症は重度の部類に入ります。
初期症状は夜間の視力低下から始まり、徐々に明るい所でも視力が落ち、最後は失明に至ります。
また白内障を併発する事もあり、この病気の治療法は確立されていません。
現在は動物病院の遺伝子検査で調べることができます。
幸い痛みを伴うような病気ではない為、目が見えなくなっても環境に順応できるワンちゃんも多いです。
予防としてはこの病気を持つ犬の遺伝子を繁殖させない事しか現在はありません。

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